美白

ハイドロキノン配合の化粧品って美白に効果ある?その特徴と選び方について

美白化粧品を覗くと、必ずと言っていいほど目に入る成分の名前「ハイドロキノン」。美白に知識がある方に限らず、一度は耳にしたことがある名前なのではないでしょうか?このハイドロキノン、「シミの消しゴム」や「肌の漂白剤」などというとんでもない異名をもつ美白成分。クリニックでも薬として処方されるほど、その美白への効果は認められています。

でも、そんなに威力のある成分ってことは、副作用などあるのでは…?また、使い方もちょっと難しそうに思えてしまいます。

第一、なぜそんなに美白効果が高いのかも気になるポイントですよね。

この記事では、ハイドロキノンがどのような成分であるのか、また、気になるハイドロキノン配合化粧品の選び方・使い方などについてもピックアップしお話していきます。

 

ハイドロキノンの特徴

「シミの消しゴム」と呼ばれる美白成分、ハイドロキノン

前述したように、ハイドロキノンはとにかく「肌を白くする」ことに効果があると評判の成分。ハイドロキノンはクリニックの薬としても処方されますし、化粧品、市販薬としても売られている身近な美白成分です。

では、そんなハイドロキノンはどんな特徴をもっているのでしょうか?

 

効果があるのは、こんなシミ・色素沈着

ハイドロキノンにも得意不得意があり、下記のようなシミや黒ずみ、色素沈着などに効果的と言われています。

 

・炎症性色素沈着

傷や吹き出物などの炎症が起こったあとに残っている色素沈着のことで、ハイドロキノンを使いたい場合は、肌が完全に修復した状態で使うようにしましょう。

 

・老人性色素斑

一般的なシミはこの老人性色素斑で、日焼けなどのダメージが原因で肌に現れます。あまりに濃くなりすぎてしまった場合を除けば、ある程度シミを薄くし改善することが出来ます。

 

・そばかす

遺伝性のシミであるそばかすも、ハイドロキノンの力で薄くすることが可能だと言われており、実際にクリニックでの治療にも活用されています。ただ、やはり遺伝の要素が強いために再発してしまう可能性もあります。

 

・肝斑

頬などに左右対称で出来る、原因不明のシミ。ホルモンバランスによって出来るものだと推測されています。

 

・乳輪やデリケートゾーン

これらの部分への使用を開始したい場合、非常に敏感な部分ですので医師へ相談するようにしましょう。

 

なんでシミに効果があるの?

ハイドロキノンがどのようなシミに効果があるのかは分かりました。ですが、なぜハイドロキノンはシミに効果的なのでしょうか?そのメカニズムについてお話していきます。

 

・ハイドロキノンが効果的な理由

世の中にある美白成分に多いのは、メラニンの生成を抑える機能を持つもの。つまり、予防しか出来ないものが殆どということです。

ですが、ハイドロキノンはシミや黒ずみなどを直接的に薄くする機能を備えた珍しい美白成分。この、現在存在するシミを薄くする効果は「還元作用」と呼ばれています。

 

・メラニン生成を抑制する&還元する、どちらの機能も持ち合わせている!

ハイドロキノンは、シミの原因であるメラニン生成を抑える働きと、出来てしまったメラニンを、シミになってしまう前の状態に戻す働きの双方をこなします。

シミの「予防」と「改善」どちらの力も持っているため、美白に強力な成分ということです。

 

副作用について

なんとも頼りがいのある美白成分、ハイドロキノンなのですが、そんなに効果が高くて、果たして副作用はないのでしょうか?実は残念ながら、その可能性は0ではありません。ハイドロキノンは、場合によっては副作用の可能性もある成分です。その副作用とは、下記の通り。

 

・赤み、炎症

アレルギー反応や、刺激により赤みなどが起こる場合があります。また、ハイドロキノンは酸化しやすく、その原因によっても副作用が起こる可能性があります。

 

・白斑

以前、ある大手化粧品会社のスキンケア商品による白斑問題がニュースになったことがありましたよね。実に衝撃的な事件ではありましたが、ハイドロキノンは肌の色を抜くという性質上、白斑になる可能性は0ではありません。

そのため、高濃度のものはワンシーズン程度の使用期間に止め、使用の際は目安量を守りましょう。

 

ハイドロキノン配合化粧品の選び方って?

ハイドロキノンの濃度は1~4%

ハイドロキノンは濃度が高すぎると副作用が懸念される強い成分です。そのため、厚生労働省は2%以下の濃度を推奨しています。また、4%未満の濃度であれば、副作用は起こりにくいようです。

そのため、ハイドロキノンを初めて使う際は必ずパッチテストをしたり、低濃度のものから挑戦してみるのが安心でしょう。

 

4%以上配合の高濃度の化粧品に関しては、安全性の観点より、皮膚科が処方したものをお勧めします。

 

どんな美白をしたいのか、用途によってスキンケアタイプを選ぶ

シミや黒ずみのお悩みも様々ですよね。ピンポイントにシミを薄くしたい場合もあれば、くすみを改善したい場合、また予防したいという場合もあるでしょう。

ピンポイントでシミを改善したい場合には、部分用の化粧品がオススメ。美容液やクリームなどが良いでしょう。その他の場合は顔全体に塗るタイプの化粧水や乳液、クリームなどを選ぶのが適しています。

 

購入時の注意点

ハイドロキノン配合商品を購入する際には、下記のポイントに気を付けると安心です。

 

・返品交換/返金保証のサービスがある

・トライアルやサンプルがあれば、そちらから試してみる

・部分用なのか顔全体用なのか確認してから購入する

 

ハイドロキノンの正しい使い方

ハイドロキノンの使用方法

ハイドロキノンは大変美白効果の高い成分ではありますが、その強力さゆえ、たとえ薬ではなく化粧品だとしても使い方には気を付けるべき存在です。

使用の際はまず、メーカー指定の使用目安量を守りましょう。

 

紫外線対策はマスト!!

ハイドロキノンにとって、日焼けは避けなければならない事態です。

なぜかというと、ハイドロキノンはシミの原因であるメラニンの働きを抑制するのですが、そもそも、メラニン自体悪ではないどころか、私たちの身体を守ってくれる存在なのです。身体は、刺激や何らかのストレスを受けたときにメラニンを生成して、身体を守るように出来ています。そのおかげで、紫外線などを浴びても体内に問題なく生活することが出来るのですが、ハイドロキノンはこのメラニンの働きを止めてしまうのです。

すると肌は無防備な状態になってしまい、肌トラブルなどのリスクを負うことになります。

この事態を防ぐためにも、ハイドロキノンを使用する際には、紫外線対策を必ず行うようにしましょう。

もう一つ、ハイドロキノンは紫外線に当たると毒物に変質してしまうとも言われています。そのため、使用は出来る限り夜にし、朝はしっかりとクレンジングを行うか、日焼け止めを塗りもれなくしっかりぬる必要があります。

 

効果を高めたい場合は、トレチノインとの併用

トレチノインとは、外用薬などで使われている成分。この成分は皮膚のターンオーバーを早めるため、ハイドロキノンの効果との相乗効果で美白ケアが出来ます。ですが、この二つの併用は肌にとってはかなり強い刺激が予想されます。まずは少なめの量・低い濃度から試してみると安心でしょう。

 

まとめ

効果的な美白成分である一方で、使い方によっては肌にとってマイナスの効果をもたらす可能性も無視できない、ハイドロキノン。

ハイドロキノン配合化粧品は、それほど高濃度でリスキーの高いものが多いわけではなさそうですが、それでも、日中に使用を避けたり、日焼けケアをするなどの対処はわきまえておく必要があります。

正しい方法で美容成分を活用し、思う効果を得られるように心がけることが、美肌への一本道と言えるでしょう。